キャンプで活躍している中華ストーブですが、長時間使用していると燃焼筒の下部から火が上がることがあります。
この状態で焦って息を吹きかけてるのは大変危険です!酸素量が急激に増えることによって爆発する恐れがあります。
失火した場合は、手で仰ぐ程度で消化するので、絶対に息を吹きかけないようにしてください。
一度失火すると、癖のように失火するので、今回は耐火パテを使って失火を防いでみたいと思います。
中華ストーブの失火の原因
失火の原因を考察してみます。
失火の原因は、ストーブを長時間使用すると、熱が本体下部のタンクに伝わります。
タンク内の灯油が温められると、タンク内で灯油が気化し、隙間から漏れていきます。
隙間から漏れた気化した灯油にストーブの熱が直接伝わって発火とう流れだと思われます。
耐火パテで隙間を埋める
セメダインの耐火パテで隙間を埋めてみます。
1,100度まで対応するようです。 中華ストーブで1,100度は絶対に出ないのでオーバースペック(笑)
パテを塗るときのコツ
パテはチューブ内で水とセメントに分離しているので、よく混ぜる必要合があります。
プラスチックトレーなどに少し多めに出して良く混ぜ合わせること。
水分量が少ないと綺麗に盛れませんし、水分量が多いと良くくっ付きません。
硬化と比例して水分が減っていくので、少し多めに盛るのがコツです。
修繕が完了した中華ストーブ
耐火パテは24時間で完全硬化しました。
何回か使いましたが、今のところ失火はありません。
灯油投入口にパッキンをつけて完全密閉したいところですが、タンクの鉄板が薄すぎます。
内圧が高まって爆発する恐れがあるので、適度に内圧が抜ける場所が必要ですね。
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