最強の暖房器具?の電気毛布を使ってみる
昨年からキャンプの暖房で電気毛布を使用しています。 バッテリーは自作のポータブルバッテリーを使用。普段はスープラ用。
しかし、問題なのは消費電力。 自作のポータブルバッテリーだとギリギリ。電気毛布は省エネと思われがちですが、それなりに電力を消費します。家庭用100vなら1時間数円ですので「安い」は間違いありません。
ということで対策を考えてみました。
電気毛布の温度調整を考察してみる
現在使用しているコイズミさんの電気毛布の消費電力は55wと記載されています。
電源に繋いで挙動を見ると常に55wの出力ではありませんでした。
室温とコントローラーの設定温度によって、出力を調整している訳ではなく、55wのオンとオフをパルス制御(交互)して温度を調整しているようです。
表記で中モードで「27wh」という表記は1時間内にオンとオフを30分ずつ一定の間隔で繰り返して半分という感じでしょうか。
ちなみに、設定温度を最低にしてコントローラーを寝袋の中に入れてみたところ、オフの間隔が長くなりました。
キャンプにおける100v電気毛布の問題点
自作ポータブルバッテリーにLB6024Lを使用しています。 インバーターは正弦波を仕様。インバーターの稼働でで0.8wロスします。
短時間とはいえ55wのオン、オフが頻繁に行われるとバッテリーへの負担も大きくなり、電力量が極端に制限されます。
参考までに、フル充電状態で朝方にギリギリという感じです。
電気毛布の省電力化を検討してみる
対策として20kg以上もあるディープサイクルバッテリーを積むか、超高価なリチウムイオン又はリン酸鉄バッテリーを使うか・・・・
結局、今のバッテリーがもったいないので、省電力化に取り組むことにしました。
寝袋にヒーターモジュールを組み込もうと思ったら、偶然発見した12V仕様の電気毛布。
ポチッてしまいました。
電気毛布の仕様
- 電圧 12V
- 電流:3A
- 出力:36W
300whのポータブル電源なら、8時間ほど使用できることになります。
今回のコントローラーで1.5A、18wで運用すれば、更に長時間運用可能になるかと。。。
ってことで、電気毛布コントローラーを自作してみます。
電気毛布コントローラーの製作と実践はこちら
【省電力】冬のキャンプで12vの電気毛布を使ったら超快適だった#2
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